Novo Nordisk(ノボ・ノルディスク)は、経口セマグルチド薬「Wegovy(ウゴービ)」を2026年9月からドイツで発売すると発表した。欧州委員会が7月に販売承認を出したことを受けた動きで、決算発表の場で明らかにされた。ドイツはEU加盟国で最初の発売国となる。同社は年内に他のEU諸国でも順次展開する方針を示したが、具体的な国名は明らかにしていない。肥満症治療薬市場、経口化で加速欧州では6月に英国が承認済みで、すでにオンライン薬局で入手可能だが、国民保健サービス(NHS)での使用については英国立医療技術評価機構(NICE)が審査中だ。64週間の臨床試験では、肥満または過体重かつ関連疾患を持つ成人が減食・運動と併用してWegovyを服用した結果、平均で開始時体重の14%にあたる約15kgを減量した一方、プラセボ群の減量は約2.4%にとどまった。副作用には吐き気や下痢、便秘、倦怠感が挙げられる。冷蔵保存が不要で価格も抑えられる経口薬は、注射薬に比べて利用者拡大が見込まれ、Novo Nordisk(ノボ・ノルディスク)の同薬に加え、Eli Lilly(イーライリリー)の経口薬「orforglipron(オルフォルグリプロン)」もすでに米国で承認済みだが、欧州未発売の状態だ。食品・飲料業界は今後、食欲抑制効果を持つ消費者の増加を見据えた商品開発が求められる。出展FoodNavigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2026/08/06/germany-first-to-launch-wegovy-pillTOP Image©Unsplash