欧州プラントベース事情が見えた展示会英国ExCeL London(エクセル・ロンドン)で2024年11月13・14日に行われたプラントベース食品の国際展示会Plant Based World Expo(プラントベース・ワールド・エキスポ)。食品サービス業界、小売業界、投資家、製造業など、植物ベース食品に関わる多岐にわたるプロが集まる。外食産業とサステイナビリティをテーマとした専門家によるセミナーや、料理デモンストレーションも多数行われた。本記事では展示会の様子や注目ポイントをレポート。プラントベースミルク市場はすでに成熟しているためかブースはほとんど見られず、外食産業向けの代替ミートのブースが目立つ。中でも注目されたのが、豆腐を肉やチーズ風に仕上げた欧州製品の多様性だった。注目の展示①肉らしさを演出した豆腐製品が充実欧州では大豆製品がまだ一般的ではなく、豆腐をそのまま食べることに抵抗を感じる人が多い。しかし、鶏肉風やソーセージ、チーズ風に調理・味付けされたもの、さらには発酵技術を取り入れ風味を加えた製品が次々と登場して格段に食べやすくなり、試食ブースを通じて多くの来場者の関心を集め、盛況を見せていた。豆腐はあくまで肉の代用という認識だ。注目の展示②ホールカットの代替ビーフ3Dプリントによる、ビーフステーキのようなホールカット代替肉が増え始めているのも印象的。鶏肉風の製品は多いものの...