イギリス政府は、新たな「10カ年健康計画」において、当初検討されていたアルコール広告の制限計画を中止し、代わりにアルコール製品のラベルに栄養成分と健康に関する警告表示を義務付ける方針を提示した。この変更は、有害なアルコール摂取を減らし、消費者が十分な情報に基づいてより健康的な選択をできるよう促すことを目的としている。この方針に対し、アルコール業界団体からは自主規制で十分との声や歓迎する意見が上がる一方、健康推進団体はより効果的な施策が見送られたとして「不十分だ」と批判しており、賛否両論を呼んでいる。規制転換の背景と各所の反応政府は当初、ジャンクフード広告に準じた部分的な広告規制を検討していたが、最終計画では採用されなかった。その代わり、タバコ製品と同様の警告表示を義務付けることで、消費者の意識向上を図る。また、ノンアルコール飲料の定義を国際基準に合わせてアルコール度数0.5%上限に引き上げる協議も開始予定で、業界からは歓迎の声が上がっている。しかし健康推進団体は、最低単位価格制(Minimum Unit Price:最低価格を設定することで店頭での安価な酒の入手を減らすという制度)などのより実効性の高い政策が欠如していると強く反発しており、今後の政策策定における議論の行方が注目される。出典Just Drinks記事https://www.just-drinks.com/news/uk-cans-alcohol-ad-restrictions-plan-proposes-mandatory-health-warning-labels/TOP image©Just Drinks