2025年9月、イタリアの物理学者チームがパスタソース「カチョ・エ・ペペ」を科学的に研究し、イグノーベル物理学賞を受賞した。カチョ・エ・ペペはチーズと黒コショウで作るシンプルなパスタで、ソースがダマになる現象を物理学の観点から解明し、完璧なクリーム状のソースを作る秘訣を突き止めることを目的としたもの。「人々を笑わせ、そして考えさせる」というイグノーベル賞の趣旨に合致したユニークな研究として注目を集めている。美味しい科学研究の発見イグノーベル賞(Ig Nobel Prize)は1991年に創設され、ユーモアと科学的探究心を兼ね備えた研究に贈られる賞である。今回受賞した研究では、パスタの茹で汁をチーズに加える際、温度が高すぎるとタンパク質が凝固しダマになる現象を発見。これを防ぐには、茹で汁を少し冷ますことが重要だと結論づけた。研究チームは実験で使ったソースを一滴も無駄にしなかったという。一見風変わりな研究だが、日常生活に役立つ実用的な洞察を与え、科学の面白さを伝える好例だ。出典Food & Wine記事https://www.foodandwine.com/ig-nobel-prize-for-physics-cacio-e-pepe-2025-11816048TOP Image©iStock