概要タイに拠点を置く大手飲料メーカーのThaiNamthip Corporation(タイナムティップ・コーポレーション)は、米飲料メーカーのMonster Beverage(モンスター・ビバレッジ)と戦略的提携を結んだ。この提携により、人気エナジードリンクの「Monster Energy(モンスターエナジー)」が正式にタイで発売された。これによって、ThaiNamthipはプレミアムエナジードリンク分野に参入した。また、Monster Energyブランドはタイ市場に初進出を果たした。タイ飲料大手がエナジードリンク市場に参入「Monster Energy」は、大胆で強烈な味わいが人気のエナジードリンク。タイ国内では「Monster Energy Green(モンスターエナジー・グリーン)」(オリジナル)と「Monster Energy Ultra(モンスターエナジー・ウルトラ)」の2種類が発売された。「Monster Energy Ultra」は0kcal、ゼロシュガーで、甘さ控えめのすっきりとした味が特徴だ。各330ml缶入りで、100mlあたり40mgのカフェインを含む。©Monster Energy Companyタイのエナジードリンク市場は年平均成長率約34%で急拡大している。また、タイのノンアルコールRTD市場では、エナジードリンク分野が3位のシェアを占めている。ThaiNamthipはこのエナジードリンク分野に初めて参入し、ターゲット層の拡大を狙う。同社商業イノベーション&AI担当シニアバイスプレジデントのMarcelo Mayer(マルセロ・メイヤー)氏は、「タイのノンアルコールRTD市場をリードする当社にとって、今回の製品ポートフォリオ拡大は重要なマイルストーンとなります」と語った。©2026 Thailand4 News.「アクティブな若者」の心を掴むマーケティングMonster Energyは、18~35歳の若年層を中心に、アクティブなライフスタイルを送る消費者に向けたグローバルポジショニングを取っている。特に、多忙な人やゲーム愛好家、モータースポーツファンなどをメインターゲットとし、モータースポーツやエクストリームスポーツのアスリートとのパートナーシップも展開している。タイでは、これらのスポーツや音楽、ゲームのコミュニティを横断するマーケティングキャンペーンを行っている。ThaiNamthipは、タイにおける広範な流通ネットワークと、長年にわたる製品販売のノウハウを持つ。これにMonster Energyのグローバルブランド認知度やブランドファンの推進力を掛け合わせ、消費者リーチの拡大とエナジードリンク市場の活性化を目指すという。ローカルメモタイは「レッドブル」の原点とも言われている「クラティンデーン」が生まれた国であり、エナジードリンク文化が深く根付いている。経済成長と共に消費者の嗜好が多様化し、プレミアム志向が高まる中、グローバルブランドであるモンスターエナジーの本格上陸は市場に大きなインパクトを与えるだろう。音楽やモータースポーツと連携したマーケティング戦略は、タイの若者文化と親和性が高く、既存のローカルブランドとの競争を激化させ、市場全体の活性化につながるに違いない。参考URLhttps://www.thailand4.com/en/1615371Top Image:©Unsplash