日本の広島大学の研究者らが科学誌「国際分子科学ジャーナル」に掲載した最近の論文によると、発酵させたステビア葉エキスが膵臓ガン細胞を殺す能力がある事が判明したという。ステビアは世界中で4万種以上の食品飲料に使用されている天然甘味料で、現在14億7000万ドル(約2170億円)の市場規模があり、Future Market Insightsによれば、2035年までに25億ドルに達すると予想されるとのこと。膵臓ガン細胞に対し強い毒性を示す研究チームは、乳酸菌で発酵させたステビア葉エキスの、ヒト膵臓ガン細胞(PANC-1)と非ガン性ヒト胎児腎細胞(HEK-293)に対する効果を、非発酵のステビア葉エキスの効果と比較した。その結果、発酵させたステビアエキスは、HEK-293に対しては毒性が低かったものの、PANC-1に対しては強い毒性を示したという。研究者らは、発酵させたステビアエキスに含まれるクロロゲン酸メチルエステル(CAME)が膵臓ガン細胞に対し、強い細胞毒性とアポトーシス(細胞自殺)を促進する効果を示したとしている。膵臓ガンは非常に治療の難しいガンの一種であり、今後のさらなる研究が期待される。出典Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2025/07/29/study-finds-fermented-stevia-kills-pancreatic-cancer-cells/?cx_testId=1&cx_testVariant=cx_1&cx_artPos=0&cx_experienceId=EXVCDKSCBTBT&cx_experienceActionId=showRecommendations8QOMMKAKAMA96#cxrecs_s国際分子ジャーナル掲載論文https://www.mdpi.com/1422-0067/26/9/4186Top Image©︎Unsplash