経済の先行き不透明感が高まる中、米国最大のスーパーマーケットチェーンであるKroger(クローガー)が、価格に敏感な消費者の心をつかむため、紙クーポンの再導入と3,500品目以上の大規模な値下げに踏み切った。デジタルに不慣れな層を含む幅広い顧客にアピールし、価格イメージを改善する狙いがある。これらの取り組みは顧客から高く評価され、第2四半期の既存店売上高は3.4%増加するなど、好調な業績に繋がっている。アナログ回帰戦略の背景と今後の展望これまでデジタル投資を進めてきたクローガーだが、経済状況の変化を受け、あえてアナログな紙クーポンを復活させた。同時にサプライヤーとの連携を簡素化しコスト削減を実現することで、大規模な値下げを可能にしている。好調なプライベートブランド(PB)も業績を支える。一方で、Walmart(ウォルマート)などディスカウントストアとの競争で市場シェアを失っており、事業の合理化を進めている。今後は中核の食品事業に集中し、新規出店や「未来のデリ」といった新コンセプトの導入で、さらなる成長を目指す構えだ。出典Grocery Dive記事https://www.grocerydive.com/news/kroger-earnings-lower-prices-paper-coupons-price-cuts/760065/TOP Image©Kroger