食品飲料大手ネスレは2024年12月、同社のブースト・ブランドから空腹感を抑えるホルモンであるGLP-1の産生を促すという飲料「Pre-Meal Hunger Support」を米国で発売した。同社によれば、同製品は同社のホエイプロテイン・マイクロゲル技術により、消化を遅らせながら空腹感を抑えるアミノ酸の急激な増加をもたらし、食欲を調節するGLP-1の放出を高めるという。価格は4本入りパックで10.99ドル(約1700円)牛乳を飲んでも効果は一緒?同社によれば2021年に2型糖尿病患者を対象にした治験で、ホエイプロテイン・マイクロゲルを摂取したグループはプラセボ群に比べて食後血糖値が22%低下し、GLP-1レベルが顕著に上昇したという。しかし、アバディーン大学のローラ・ハイスラー教授などは減量を目指す人々にとっての長期的有効性に疑問を呈しており、「このプロテイン・ショットはGLP-1の放出を高めるとは思いますが、牛乳を一杯飲んでも同様の放出効果が得られる可能性があります」とコメントしている。尚、ネスレでも同製品は減量薬に代わるものではなく、あくまでもそれを補完するものだとしている。出典:FOOD DIVE Bakery&SnacksTop Image:Food Dive