食品大手ダノンは2025年第3四半期決算を発表。グループ全体では前年同期比4.8%の増収を達成したものの、北米事業が1.5%増と伸び悩んだ。主な要因は2つ。一つは、記録的な需要を誇る高プロテインヨーグルトの生産が追いつかない供給能力の問題。もう一つは、第1四半期に実施したコーヒークリーマーの製品リコール後、競合に奪われた店頭の棚スペースをいまだ完全に取り戻せていないことである。同社は通期見通しを維持し、今後の設備投資や製品戦略で課題解決を図る。供給難とシェア回復、二つの課題への挑戦高プロテインヨーグルトは、特に消費量が欧州の3分の1に留まる米国で大きな成長が見込まれるが、深刻な供給能力不足が足かせとなっている。一方コーヒークリーマーは、製品リコールで失った棚スペースの回復が遅れ、業績を圧迫。これに対し同社は、ヨーグルト事業で2025年第4四半期から新たな生産ラインを稼働させ供給を安定させる。さらに今後はタンパク質の「量より質」を重視し、吸収性などを高めた高付加価値製品で競合との差別化を図る方針だ。クリーマー事業でも、自然派トレンドを捉えた製品で2026年第1四半期までのシェア回復を目指す。出典FoodNavigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2025/10/28/protein-and-creamers-hold-back-danone-in-q3/TOP Image©PRNewswire