米国の菓子大手ザ・ハーシー・カンパニー(The Hershey Company)が2025年第4四半期決算を発表し、純利益が前年同期比で59.9%の大幅減となった。売上高は7%増の30億ドル(約4710億円)超と好調だったが、第3四半期に続く大幅な減益である。同社は、カカオ市場の価格高騰やサプライチェーンの混乱など、製菓業界全体が直面する課題が原因だと説明。厳しい状況にもかかわらず経営陣は事業の勢いに自信を示しており、投資家は今後の動向を注視している。製菓業界全体が直面する問題ハーシーの苦戦は、同社固有の問題ではなく、製菓業界全体が直面する逆風を反映している。カカオ豆をはじめとする原材料費の高騰、地政学的な緊張によるサプライチェーンの混乱、インフレなどがコストを押し上げた。また、家計の圧迫から消費者の買い控えや安価な商品へのシフトも進む。一方で、スナックブランド「LesserEvil」の買収などが功を奏し売上は増加。今後はコスト管理とイノベーションを強化し、市場安定後の回復を目指す。売上増と利益減という状況下、長期戦略が実を結ぶか注目される。出典Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2026/02/05/hershey-q4-599-net-income-drop-despite-sales-rise/Top Image©️Unsplash