英国の研究チームはGencor(ジェンコア)社の成分「Levagen+」を用いた臨床試験で、パルミトイルエタノールアミド(PEA)がストレス耐性を高める可能性を明らかにした。女子大学生16名を対象に6週間の摂取試験を行った結果、ストレスの客観的指標である心拍変動性(HRV)が有意に改善。主観的なストレス感に変化は見られなかったものの、この発見はストレス管理におけるPEAの応用可能性を初めて科学的に示すもので、有望な栄養介入としての期待が高まっている。注目成分PEAの科学的根拠を構築PEAは1957年に卵黄から発見された脂質の一種で、体内でも生成され痛みや炎症を抑える働きを持つ。近年は心身のバランスを調節するエンドカンナビノイドシステム(ECS)への作用が注目されている。ECSの働きをサポートする成分としては大麻由来成分であるCBDも知られているが、PEAはCBD以外の有望な選択肢となる。今回の研究で使われた「Levagen+」は、ジェンコア社がPEAの吸収性を高めた独自原料である。試験では心拍のゆらぎを示すHRVが改善され、自律神経の回復力が高まることが示唆された。研究チームはこの結果が今後のストレス管理研究の重要な基盤になると見ており、将来的にはより多様な人々を対象とした大規模な研究でのさらなる効果検証が期待される。出典NutraIngredients記事https://www.nutraingredients.com/Article/2025/10/01/rct-supports-gencors-pea-stress-management-potentialfrontiers論文https://www.frontiersin.org/journals/nutrition/articles/10.3389/fnut.2025.1586409/fullTOP Image©Unsplash