2026年7月9日、スイスのチョコレート大手Barry Callebaut(バリー・カレボー)が第3四半期の業績を公表した。同社は販売量を5.7%伸ばし、2年ぶりに増加へ転じた。世界のチョコレート市場が同期に4.4%縮小するなか、健闘した形だ。北米での供給体制の安定が回復を後押しした。CEOのHein Schumacher(ハイン・シューマッハー)氏は「安定化の初期の兆し」と評価する。市場では業績改善への期待が高まっている。通期は微減も、見通しは上方修正低迷が続くチョコレート市場で、同社はここ2年、販売量の減少に苦しんできた。会計年度の最初の9カ月では、販売量は依然2.8%減となっている。ただ通期の見通しは1%減へと引き上げられ、従来予想の2.5%減から改善した。シューマッハー氏は「市場は依然として厳しく、改善は緩やかに進む」と慎重な姿勢も示す。同社は成長戦略「Focus for Growth(フォーカス・フォー・グロース)」を進め、地域ごとの権限を強めながら市場シェアの拡大を目指す。出展RetailDetail EU記事https://www.retaildetail.eu/news/food/for-the-first-time-in-two-years-barry-callebaut-is-selling-more-chocolate-again/TOP Image©Unsplash