パンやシリアル、パスタ、スープなどからグルテンを除いたグルテンフリーの製品売り上げは伸びており、調査会社Statistaによればグルテンフリーの食品飲料市場は現在の67億ドル(約1兆600億円)から2032年までに140億ドルになると予測されているという。しかし、ここに来てグルテンフリーは実は健康によろしくないという批判も出て来ている。セリアック病に悩む人々は別としても、一般の人にとってグルテンフリー製品は本当に健康に良いと言えるのだろうか?タンパク質と繊維質が少ないサウスカロライナ州クレムソン大学のサチン・ラスギ准教授によれば、一般的にグルテンフリー製品はタンパク質と繊維質の含有量が少ないという。また、腸の健康にも良くはないという。「グルテンフリー製品の特徴は小麦、ライ麦、大麦、オート麦などの穀物が含まれていないことです。特に小麦とライ麦にはアラビノキシランという多糖類が含まれており、これがプレバイオティクスとなって胃腸に多くの健康上の利点をもたらします」と同氏は語る。また、マサチューセッツ総合小児病院セリアック病研究所のカタリナ・モロ氏によればグルテンフリーの加工食品には通常の食品よりも塩分や糖分が多く含まれている場合が多い」という。全てのグルテンフリー製品が悪いわけではないラスギ氏によれば、全てのグルテンフリー製品が悪いわけではなく、例えばグルテンフリーのシード入りパンは、グルテンを含む同等の製品よりも大幅に繊維質を含有しているケースもあるという。こうした差異はメーカーあるいは地域にもよるとの事。出典:Food Navigator記事Top Image©️Unsplash