職場コンサルティング会社のGallup(ギャラップ)とSingapore Institute of Directors(シンガポール取締役協会)が発表した「シンガポール職場レポート2026」によると、シンガポールの労働者のうち、仕事に意欲的なのはわずか14%で、残り86%が意欲を失っていることが判明したという。このエンゲージメント率は2019年から停滞しており、世界平均(20%)や東南アジア平均(25%)を大きく下回るとされる。この深刻な状況は、シンガポール経済にとって年間推定736億米ドル(約11兆5,552億円)の生産性損失につながる戦略的負債と指摘されているとのことだ。見せかけの福利厚生と管理職の問題©Unsplash企業が提供するヨガセッションやジム会員割引などの福利厚生プログラムは、根本的な原因である過重労働を解決せず、単なる対症療法に過ぎないと報告書は指摘するという。問題の核心は、...