WK Kellogg Co(ダブルケー・ケロッグ・カンパニー)は、「Toy Story 5」公開に合わせてFrosted FlakesとFroot Loopsの箱に玩具を復活させると発表した。10年以上ぶりの復活で、Woody、Buzz Lightyear、Jessieをかたどった「遊べるスプーン」を封入する。背景には、高タンパクな朝食や時短メニューへの支持拡大でシリアル売上が伸び悩んでいる事情がある。市場調査会社Circana(サーカナ)のSally Lyons Wyatt氏は、玩具が価値・郷愁・競争の交差点にあり、定番シリアルに新鮮さを与える手段だと説明した。親世代の郷愁を狙うブランドエージェンシーBulletproof(ブレットプルーフ)のクリエイティブディレクター、Gregor Johnston(グレゴール・ジョンストン)氏は、真の狙いは子供ではなく、箱から玩具を探した記憶を持つ親世代だと指摘する。子供は箱の中の驚きを、親は自らが育った伝統を思い出すという。同施策は、消費者が飽きつつあるQRコードなどのデジタル施策からの揺り戻しでもある。General Mills(ゼネラル・ミルズ)もHoney Nut Protein Cheerios発売に合わせ、8ドル(約1200円)の「プロテインリング」を販売するなど、他社も物理的な体験づくりに動く。ただし玩具の乱発はブランドへの信頼を損なう恐れがあり、内容の意味づけが今後の課題となる。出展Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/wk-kellogg-cereal-box-toys-nostalgia-toy-story-5/826814/TOP Image©Unsplash