イギリスの植物性食品市場では、長年にわたり市場をリードしてきたQuorn(クォーン)とLinda McCartney Foods(リンダ・マッカートニー・フーズ)が売上減少に直面している。クォーンの2023年の売上は前年比6.9%減の2億490万ポンド(約396億円)となり、2017年以来の低水準に落ち込んだ。また、リンダ・マッカートニー・フーズの親会社であるハイン・セレスティアル・グループも2023年第3四半期に前年同期比11%の売上減を記録し、CEOの退任に至った。これらのブランドは、製品の味や食感に対する消費者の期待に応えきれず、新興ブランドとの競争で後れを取っていると指摘されている。新興ブランドが市場を牽引、消費者の支持を獲得一方、THISやMoving Mountainsなどの新興ブランドは消費者の支持を集めている。THISはSuper Super Food Block、Moving Mountain はSuper Food シリーズを発売。食料システムの変革を専門とするNGO・プロベジ・インターナショナルのジェマ・タッドマン氏によれば、これらのブランドは単なる肉の模倣ではなく野菜を主役に据えたり、加工度の低い製品を求める消費者のニーズに対応したりすることで市場での地位を確立しているという。植物由来製品の成功は味や食感にこだわるだけでなく、変わりゆく顧客のニーズを理解することが不可欠になるだろう。出典FoodNavigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2025/05/16/plant-based-success-quorn-and-linda-mccartney-vs-this-and-moving-mountains/TOP Image©︎iStock