市場調査会社Circana(サーカナ)の最新レポートによると、オゼンピックなどのGLP-1薬使用者がいる世帯は、2030年までに米国の飲食料品売上の35%を占めると予測している。GLP-1は食欲を抑制し、消費者の嗜好を高タンパク・高食物繊維で健康的なものへと変化させる。この大きな市場の変化を受け、コナグラやダノン、日清食品などの大手食品メーカーは、この新たな消費者層をターゲットとした製品開発に既に着手している。GLP-1が変える食の未来と企業の戦略GLP-1使用者は、購入量は少ないものの、健康への付加価値がある製品にはより多く支出する傾向がある。食品原料メーカーADM社のレポートによると、GLP-1薬使用者の80%が健康効果が追加されている食品に対し、より多く支払う意思があると回答したという。また企業は、薬の使用を中止した消費者の動向にも注目している。薬をやめると食欲が出て体重が戻るケースが多いが、それを防ぐための満腹感を高める成分を含む食品などが有効なアプローチとなり得る。今後の食品業界の成功は、GLP-1使用者に合わせた製品とマーケティング戦略をいかに迅速に適応させられるかにかかっていると言っても過言ではないかもしれない。出典Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/glp1s-weight-loss-food-beverage-sales-2030/806415/Top Image©️Unsplash