チョコレートの原料となるカカオの価格が高騰する中、カカオフリーチョコレートから細胞培養に至るまでカカオに関するイノベーションがあらゆる所で起こっているが、食品飲料大手のネスレでは、より少ないカカオの実からより多くのチョコレートを生産するための技術に取り組んでいる。カカオポッド内のあらゆる部分をチョコに活用従来のチョコレート製造にはカカオポッドから収穫される豆の部分だけが使われていたが、ネスレのアプローチはカカオポッド内の果実のあらゆる部分をチョコレートに活用しようとするもの。ポット内のものを全て集めて塊とし、発酵させる事でチョコレートの鍵となる風味を引き出せるという。その後塊を粉砕し、焙煎・乾燥させればチョコレートフレークになり菓子の原料としての準備が整うそうだ。この取り組みはまだ実験段階にあるが、この新しいプロセスにより最大で30%多くカカオの実を活用出来る可能性があるとの事。