英国のKelpi(ケルピ)は、海藻由来のバイオマテリアルコーティングについて、Food and Drug Administration(フード・アンド・ドラッグ・アドミニストレーション、FDA)の食品接触通知プロセスをクリアしたと発表した。化石燃料由来プラスチックの代替として開発されたこの技術は、紙・板紙製の食品包装に、室温以下であらゆる食品と接触させて使用できるようになる。冷蔵・冷凍食品への対応も含まれ、米国市場での本格展開に向けた大きな一歩となった。同社CEOのヒューゴ・アダムス氏は、この承認について「当社の海藻由来技術の安全性と性能を客観的に実証するものであり、商業パートナーが米国市場で製品を展開するために必要な自信と裏付けを与えるものだ」だとコメントしている。パーソナルケアにも展開、米加で実績構築今回の承認は、パーソナルケアや化粧品用の包装への使用も裏付けるもので、世界最大級の包装市場へのアクセスを開くと同社は説明する。米国での承認に先立ち、同社はカナダ化学物質安全局から「異議なし」の通知を受けており、国際的な規制実績を積み重ねてきた。今年6月には大手包装企業のAmcor(アムコア)と提携し、繊維ベース包装向けに同社の海藻素材の実用性を評価する取り組みも始まっている。今後は商業パートナーとともに、北米市場での本格的な採用が進む見通しだ。出展Packaging Europe記事https://packagingeurope.com/news/kelpis-seaweed-based-coating-approved-for-food-contact-by-us-fda/14665.articleTOP Image©Kelpi