アイルランドのAnaBio Technologies(アナバイオ・テクノロジーズ)は、エンドウ豆タンパク質を用いたマイクロカプセル化技術が、プロバイオティクスの消化管内での生存率を30%以上向上させることを2025年7月31日付けの国際食品科学技術ジャーナル誌で発表した。プロバイオティクスは胃酸などの過酷な環境で効果を失いやすいが、同社の研究では、新技術でカプセル化した乳酸菌の80〜100%が模擬消化プロセス後も生存。カプセル化しなかった場合の生存率20%未満を大幅に上回り、その有効性が示された。持続可能で高機能な植物由来の新技術従来、プロバイオティクスの保護にはアルギン酸や乳タンパク質が用いられてきたが、追加コーティングが必要なことや、アレルギーやビーガンなどの理由で乳製品が摂取できない人への対応が難しいという制約が課題だった。今回開発されたエンドウ豆タンパク質のカプセルは、単一の植物由来成分で胃酸から菌を守り、腸で放出する優れた機能を持つ。乳製品不使用・ビーガン対応のため、より多くの人々へプロバイオティクスを届けることが可能に。動物性原料の代替として、持続可能な選択肢としても期待される。出典NutraIngredients記事https://www.nutraingredients.com/Article/2025/08/27/microencapsulation-with-pea-protein-improves-probiotic-survival/国際食品科学技術ジャーナル誌に掲載された論文https://academic.oup.com/ijfst/article/60/2/vvaf154/8220051?login=falseTOP image©asitisnutrition