食品・飲料大手のネスレ(Nestlé)が、乳児用粉ミルクの汚染可能性をリコールの10日前にあたる2025年11月末には把握していたことが発覚した。同社はオランダの工場で毒素「セレウリド」を検出し、予防措置としてリコールを実施したと説明。しかし、この対応の遅れに厳しい目が向けられており、フランスでの乳児2名の死亡例を含む複数の健康被害との関連が調査されるなど、企業の透明性が問われる事態となっている。汚染発覚からリコールまでの経緯と今後の課題ネスレは2025年11月末、オランダ工場の定期検査で毒素を検出。生産を即時停止し、追加分析を経て12月初旬に汚染を確定、同月10日に当局報告とリコールに踏み切った。汚染製品との直接的な因果関係は未確認だが、フランスでの乳児死亡例を含む複数の健康被害が調査対象に。この事件は業界全体に衝撃を与え、原料調達の監視強化や企業の情報開示の迅速化など、サプライチェーン全体での安全対策の見直しを求める声が高まっている。出典Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2026/02/01/nestle-knew-of-infant-formula-contamination-10-days-before-recalls/Top Image©️Nestle