近年、PFAS(ピーファス、有機フッ素化合物)による水道水の汚染が問題となっている。PFASは、環境中でも体内でも分解しにくい性質があるため「永遠の化学物質」と呼ばれており、ガンや内分泌撹乱に関連する合成化合物が9000種類以上含まれていると言われる。そうした中、最近Environmental Health誌に掲載された論文によると、食物繊維のサプリを摂取した人の特定の種類のPFAS濃度が著しく低下したという。食物繊維がPFASの吸収を阻害する?米国とカナダの研究者らは、高コレステロールの成人男性(PFASがコレステロールを増加させている可能性があるため)72名を二つのグループに分け、一方にはプラセボ(偽薬)、もう一方には食物繊維サプリを一日3回、4週間に渡って投与した。その結果、食物繊維を摂取したグループでは血中のPFAS(PFOA、PFNA、PFDA、PFUnDA、PFHxS、PFOS、MeFOSSA)の大幅な減少が見られたという。研究者らは食物繊維が腸内でゲル状になり、PFASの吸収または再吸収を阻害した可能性があるとしている。ただ今回の研究はサンプル数が少なく、実験期間も短かったため今後の研究により検証して行く必要があるとの事。引用Fortune記事https://fortune.com/well/2025/06/02/forever-chemicals-pfas-fiber-study/?utm_source=iterable&utm_medium=email-blast&utm_campaign=spotlight-13749418&tpcc=NL_MarketingEnvironment Health掲載論文https://ehjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12940-025-01165-8#Sec7Top Image©️Unsplash