米国の卸売大手Costco(コストコ)が、会計時間を大幅に短縮する新しいセルフチェックアウトシステムを一部店舗でテスト導入した。このシステムは、従業員がレジに並ぶ顧客のカート内の商品を事前にスキャンする「プリスキャン」方式。会社側は、これにより平均会計時間が約8秒に短縮され、顧客からも好評だと発表している。しかし、現場の従業員からはSNS上で「逆に列が滞る」「客同士のトラブルが起きかねない」といった懸念の声も上がっており、評価は二分されているのが現状だ。効率化の裏にある現場の課題コストコは2020年代初頭から、顧客体験の向上と待ち時間短縮を目的にセルフチェックアウトの導入を進めてきた。今回の新システムはその最新の試みである。経営陣は会計フローの改善を強調する一方、従業員向けオンライン掲示板では、事前スキャンがかえって混乱を招き、割り込みを誘発する「時限爆弾」だと指摘する意見も見られる。同システムはまだテスト段階にあり、今後、現場のフィードバックをどう反映させ、全米約640店舗へと展開していくかが注目される。出典Parade記事https://parade.com/news/costco-new-pre-scanning-self-checkout-mixed-reactionsTOP Image©Unsplash