2026年6月5日、米テキサス州司法長官事務所がエナジードリンク大手Celsius Holdings(セルシウス・ホールディングス)への調査を開始した。同社が「危険」とされる高濃度カフェインを含む製品を子どもや若者に向けて販売したとの疑いによるもの。調査の中心は同社が2025年に18億ドル(約2,880億円)で買収したブランド「Alani Nu(アラニ・ヌー)」だ。1缶(355ml)あたり200mgのカフェインを含み、コーヒー2杯分に相当する。州側は、カラフルな包装や遊び心あるデザインが若年層を狙ったものだと指摘する。同社は疑いを否定しつつ調査への協力を表明した。17歳少女の死が引き金調査の背景には、テキサス州在住の17歳の少女がカフェインの過剰摂取で死亡したとされる事案がある。遺族は少女が「Alani Nuを毎日少なくとも1本、時にはそれ以上飲んでいた」として、製品の警告表示が不十分だったと主張し損害賠償を求める訴訟を起こした。州は、Celsiusと同ブランドがテキサス州欺瞞的取引慣行法に違反したかどうかを調べる方針。なお同司法長官は2025年にもGeneral Mills(ゼネラル・ミルズ)やMars(マース)など食品大手を着色料などの問題で調査しており、各社は問題の成分の除去に応じている。今回の調査は、若年層向け販促をめぐる規制が業界全体に広がる前兆との見方もある。出展Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/texas-ag-investigates-celsius-for-marketing-high-caffeine-energy-drinks-to/822047/TOP Image ©︎Celcius