食物繊維の摂取をめぐり、専門家が過剰摂取への注意を呼びかけている。SNSでは、食物繊維をできるだけ多く摂る「fibremaxxing(ファイバーマキシング)」と呼ばれるトレンドが広がる。腸の健康や機能性への関心から、消費者が食物繊維に注目しているためだ。しかし急激な増量や摂りすぎは、お腹の張り・ガス・腹部の不快感、下痢や便秘などの消化器症状を招く。多くの消費者はいまだ食物繊維が不足しているものの、追い求めすぎれば健康を損なう恐れがあると、栄養士らが警告している。どこからが摂りすぎなのか英国での推奨摂取量は1日約30gだが、多くの人はこれに届かない。一方、1日50〜70g程度を摂ると問題が生じうる。特に低食物繊維から高食物繊維の食事へ急に切り替えると、腸が適応できず不調が出やすい。過剰摂取は鉄・亜鉛・カルシウムなどの吸収を妨げることもある。過敏性腸症候群(IBS)や炎症性腸疾患(IBD)の人は食物繊維の種類によって症状が悪化する場合があり、ナショナル・ヘルス・サービス(英国の国民保健サービス)は炎症期の不溶性繊維の摂取を控えるよう勧める。専門家は、水分とともに少しずつ増やし、単一の栄養素を追わず食事全体のバランスを保つことが大切だと説く。出展Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2026/06/18/health-effects-of-too-much-fibre/TOP Image©︎Unsplash