アルコール飲料のノンアル版は、アルコール入りとほぼ同じ価格か、さらに高いというケースが多い。例えば、ウォルマートのアルコール入りテキーラは12〜48ドルと価格もまちまちだが、ノンアルテキーラは31〜40ドルと高めだ。一方で、ミンテルの調査によれば米国の消費者の73%が、ノンアル飲料はアルコール飲料よりも安価であるべきだと回答しているという。コストがかかるから高いのは当たり前?ノンアルワインブランド「アイスバーグ」のマネージングディレクターであるダン・ハーウッド氏によれば、ノンアルワインがアルコール入りと同等の価格になるのは当然だという。「ノンアルワインの場合、完成したワインからアルコールを抜くというプロセスが加わるのでアルコール入りワインと同じ価格になっても不思議はない」と同氏は語る。消費者への教育が必要また、サンフランシスコのノンアルバーのオーナーであるジョシュア・ジェームズ氏は「ノンアル飲料のイノベーションは小規模な企業が中心となっており、インフラやリソースが整っている大手ブランドとは違って、規模により価格を抑えることが難しい」という。そうした中、機能性ノンアルスピリッツのキン・ユーフォリックスの創業者、ジェン・バチュラー氏はこの問題を解く鍵は消費者への教育にあるという。同社では同社製品の機能性を消費者に強調する事で価格に納得してもらっているという。同氏によれば、ノンアルスピリッツの先駆者であるLyre’sやSeedlipなどは原材料と製造工程の品質と原産地を消費者に対して強調するという戦略をとっているとの事。©️Kin Euphorics出典:Beverage Daily記事Top Image©️Seedlip