Tyson Foods(タイソン・フーズ)は深刻な牛の供給不足を受け、米国内のビーフ関連工場3拠点を閉鎖・売却すると発表した。イリノイ州ジョスリンの食肉処理工場とユタ州イーグルマウンテンのケースレディ施設は稼働を終了し、ワシントン州パスコの工場は売却を目指す。生産分は他の拠点へ移管し、テキサス州アマリロ工場では稼働を強化する。ジョスリン工場の閉鎖では地域の組合員約2500人が影響を受ける見通しで、地元選出の連邦議員が懸念を示す声明を出した。慢性的な牛不足が業界を直撃米国内の牛群頭数は数十年ぶりの低水準にあり、気候変動や採算悪化を背景に牧場主が増頭に慎重な姿勢を崩していない。加えて、寄生虫「ラセンウジバエ」の再流行がメキシコからの牛輸入をさらに難しくしている。同社は前年秋にもネブラスカ州レキシントン工場を閉鎖し、3000人超を解雇した経緯がある。牛肉小売価格は4月に過去最高値を更新し、消費者の牛肉離れも進む。同業のJBS(ジェイビーエス)も今年、工場2拠点の閉鎖を発表しており、業界全体で生産体制の見直しが加速しそうだ。出展Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/tyson-close-beef-plants-cattle-shortage-/827918/TOP Image©︎Unsplash