Barry Callebaut(バリー・カレボー)、Mondelēz International(モンデリーズ・インターナショナル)など大手で菓子、特にチョコレートの需要が低下している。カカオ価格高騰が主な要因とされてきたが、イスラエルの調査会社Tastewise(テイストワイズ)は新たな可能性を指摘。満腹感を促し甘味への欲求を抑える肥満治療薬「GLP-1薬」が欧州で普及し、消費者の高カロリーな菓子離れを招いているという推測だ。確証はないものの、消費者の食生活を変え、菓子市場のトレンドに静かな影響を与えている可能性が浮上している。GLP-1が変える消費者の心理と市場スペイン(-11.21%)を筆頭に欧州主要国で菓子の消費が減少しており、特に高カロリーなチョコレートの落ち込みが全体を牽引している。GLP-1薬使用者の食行動の変化による影響はまだ推測段階ではあるが、テイストワイズはGLP-1薬使用者の食欲減退に合わせてポーションサイズを縮小した結果、メニュー価格が下落した可能性があると指摘。また、GLP-1薬の普及と共に消費者のモチベーションに変動が見られ、例えばフランスでは食品の購入に対して「罪悪感」を抱く消費者が増えている。テイストワイズは、高カロリーなチョコを避けてグミなど軽い菓子へ代替する動きが進むと分析しており、業界は戦略転換を迫られている。出典FoodNavigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2025/08/12/glp-1s-causing-confectionerys-decline/TOP image©Mondelēz International