食品・飲料のトレンドでは、食に対する様々な考え方が覇権を争い、激しい競争を繰り広げている。はたして2025年はどのトレンドに軍配があがるのであろうか?1.「ボディ・ポジティブ」VS 「減量」ボディ・ポジティブ運動はあらゆる体型やサイズを肯定し、受け入れるよう促すもので10年以上に渡り人気がある。一方で、GlP-1薬の登場で減量が俄かに脚光を浴び、ネスレなどでは早くもGlP-1薬使用者向けの食品ラインを発売している。2.「贅沢」VS「素朴」インフレで生活費が高騰する中、消費者は「手ごろな価格の贅沢(プチ贅沢)」に魅力を感じるようになっている。それとは対照的に、パンデミック以来多くの家庭がレシピ本を見直し、リラックスして素朴な食事を味わうようにもなっている。3.「植物由来」VS「動物由来」最近やや低迷してはいるものの、植物由来のトレンドは相変わらず盛況であり、ヨーロッパではすでに662万人がビーガンだと言われている。それとは反対にジョー・ローガンなどのインフルエンサーの影響により動物性食品ばかり食べる食事法「Carnivore Diet」(肉食ダイエット、ちなみに反芻動物だけを食べるのはライオン・ダイエット)も台頭してきている。4.「限定版」VS「ノスタルジア」ブランドが自社製品に話題性を持たせる為に、限定版を発売する事が盛んに行われるようになっている。一方で、人々がシンプルだった時代を懐かしむにつれ、昔懐かしい食品のトレンドも勢いを増している。出典:Food NavigatorTop Image:©Adobe Stock