乳製品大手のダノンは2025年9月17日、米国のケフィアメーカーのLifeway Foods(ライフウェイ・フーズ)の買収を断念すると発表した。ダノンは両社の協業が効果的でないと判断し、自社ブランドの機会を追求して行く方針。一方のライフウェイは、過去の買収提案を「過小評価」として拒否し、ダノンを「有害なビジネスパートナー」と非難するなど、対立姿勢を鮮明にしていた。ダノンはライフウェイ株の約23%を保有しており、今後の株式売却も視野に入れている。議決権行使でライフウェイCEOの解任の可能性もダノンは20年以上にわたりライフウェイの株主であり、2024年9月から複数回にわたり買収を提案したが、ライフウェイ側はこれを拒否し続けていた。ライフウェイは22四半期連続の成長を記録するなど業績は好調だが、社内ではCEOとその親族間で経営権をめぐる対立が続いている。これまで買収交渉中は議決権行使を控えていたダノンだが、買収断念によりその制約がなくなる。同社が保有する約23%の株式の議決権行使によっては、CEOの解任など、ライフウェイの経営体制に大きな影響を与える可能性があり、新たな火種となっている。出典Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/danone-abandons-acquisition-of-lifeway-foods/760498/Top Image©︎Lifeway Foods