ドイツの天然原料大手 Döhler(デーラー) が、英国のカカオ不使用チョコレートメーカー Nukoko(ヌココ) を買収した。Nukokoはソラマメを原料に、カカオを使わずに本格的な味わいを再現するチョコレートを開発してきた。カカオ価格の高騰や供給リスク、サステナビリティへの需要の高まりに対応するのが狙いだ。Nukokoの技術をDöhlerのグローバルな販売網と組み合わせ、世界規模で展開する。菓子やベーカリー、シリアル、アイスクリーム向けのサンプルは2026年8月から提供される。カカオ不使用チョコが主流へソラマメは栽培しやすく供給も安定しており、次世代のチョコ代替原料として有望だ。カカオ価格が過去最高水準で推移し、気候変動による生産リスクも増すなか、メーカーは原料そのものを見直す動きを強めている。カカオ不使用チョコはもはや環境配慮の話題づくりにとどまらず、コスト管理や供給確保の手段になりつつある。Döhlerの担当者は、変動の激しいカカオ市場への依存を減らせる利点を強調する。今後はバーやコーティング、フィリングなど幅広い用途で採用が進むとみられ、量産時の品質安定や消費者の受容、価格競争力が次の課題となる。出展ConfectioneryNews記事https://www.confectionerynews.com/Article/2026/06/18/dohler-acquires-nukoko-as-cocoa-free-chocolate-gains-momentum-in-confectionery/TOP Image©︎Unsplash