成長を続けるRTD市場、B2Bビジネスモデル、そして日本への提言去る9月30日・10月1日に開催されたTRADE DRINKS EXPOを視察し、欧州ドリンク市場の最新トレンドとテクノロジーの導入状況について調査した。全3回に渡る連載も今回で最終回。今回は依然として成長を続けるRTD市場の最前線と注目のブランドを紹介し、日本市場での応用可能性について言及する。RTDカクテル市場の成長とアルコール市場の進化アルコール市場では、RTDドリンク(缶入りカクテル)の成長が特に著しい。この成長の大きな利点は、サービススピードの向上にある。バーやレストランにおいて、カクテルを1杯作る時間で缶入りのRTDであれば4杯分を提供できるため、オペレーション効率化のニーズに対応している。RTD市場では新興ブランドが活発に登場している。以下に今回のエキスポで注目したブランドを紹介する。MULl IT OVERロンドン発で誕生2か月のMULl IT OVER(マルイット・オーバー)は、主にスパイスラムをベースにしたフレーバーを展開。果汁やリキュール…