大手菓子メーカーのMondelēz International(モンデリーズ・インターナショナル)は、米国のサプライチェーンを刷新する計画を発表した。最大5つの配送センターにAIと自動化技術を本格導入し、物流の効率化を推進する。この取り組みは、コスト削減、在庫圧縮、そして店舗へのより迅速な商品供給を実現することが目的だ。同社は製造や包装の内製化も併せて進めており、サプライチェーン全体の抜本的な見直しを通じて、収益性の向上を目指す。コスト削減に向けたサプライチェーンの抜本改革この計画は、2024年に始まった総額12億ドル(約1,920億円)規模のサプライチェーンおよびERPシステム(企業の資源を統合管理するシステム)刷新プロジェクトの一環である。同社の米国製造拠点網の約4割は、生産性の低さが課題となっていた。今回のAI導入に加え、これまで外部委託していた製造ラインや、会員制大型スーパー向けに重要な詰め合わせ商品の包装作業も内製化することで、コストを削減し、柔軟性の高い生産体制を構築する。同社は、これらの改革による具体的な成果が2027年初頭から現れることを見込んでいる。出展Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/mondelez-taps-ai-for-distribution-centers-to-cut-costs/820791/TOP Image©iStock