乳製品原料市場では、消費者の多様なニーズに応えるための革新が続いている。Burcon NutraScience(バーコン・ニュートラサイエンス)社などの原料サプライヤーは、健康志向の高まりを背景に、植物性プロテインやプレバイオティクス繊維といった高機能原料を開発。特に、プロテイン添加製品は一般消費者にも広がりを見せているが、リピート購入の決め手は依然として「味」と「食感」である。そのため、各社は美味しさを損なわずに栄養価を高め、クリーンラベル(シンプルな原材料表示)を実現するという課題に取り組んでいる。植物性原料の進化とハイブリッドの可能性かつての植物性プロテインは風味が課題で、味を隠すためのマスキング剤がクリーンラベル化を妨げていた。しかし、Burcon社が開発したニュートラルな風味のプロテインや、カリフォルニア・アーモンド協会が推進するアーモンドプロテインなど、次世代原料は味や口当たりが大幅に改善。これにより、植物性と従来の乳タンパクを組み合わせた「ハイブリッド製品」に大きな可能性が生まれている。 飲料やヨーグルト、クリームチーズなどの分野で、両者の長所を活かした革新的な製品開発が期待される。©Almond Board of Californiaまた、原料サプラ…