ロート製薬の子会社であるエムジーファーマ株式会社が開発した「甘草抽出物カプセル」が、2026年5月12日、消費者庁より機能性表示食品(FFC)として届出受理された。機能性関与成分であるグリアスペリンBは、同社独自の甘草抽出物「Liconine(リコニン)」に由来するもので、甘草由来の「グリアスペリンB」を機能性関与成分とした日本初のFFC認定事例となる。また、「体脂肪の分解・燃焼を高める(血中ケトン体を増やす)機能」という機能性表示としても日本初の事例である。隠れ肥満など脂肪蓄積リスクのある成人向けに開発されており、BMI23以上25未満の過体重成人において腹部脂肪面積・体重・BMIを有意に減少させる臨床知見が根拠となっている。産学連携と今後の事業展開ロート製薬はこれまで医薬品・化粧品に加え、食品・栄養補助食品領域での健康課題解決にも注力してきた。同社は2026年4月1日、東京大学大学院農学生命科学研究科内に「食ウェルビーイング統合科学 社会連携講座」を設立し、脂質代謝・骨格筋機能分野での研究を加速させている。今回のFFC承認について同社は「将来的な自社製品への活用に加え、パートナー企業との製品開発・素材提案の可能性を広げる基盤となる」とコメントした。今後は漢方(TCM)を含む新規素材の探索にも取り組み、高齢化社会が進む日本で「食を通じた健幸」の実現を目指す方針だ。出展NutraIngredients記事https://www.nutraingredients.com/Article/2026/05/12/rohtos-licorice-extract-capsule-approved-as-ffc-for-body-fat-reducing-claim/TOP Image©Unsplash