Reporter&Writer : Hisano Kunae Kim始めに今回はニューヨーク州のスーパー「Wegmans」を取材し、各売り場や商品の訴求の仕方についてご紹介したい。Wegmans の店舗概要 Wegmans(ウェグマンズ)は、1916年にニューヨーク州ロチェスターで創業。アメリカのスーパーマーケットチェーンとして非常に高い評価を受けており、その成功の背景にはいくつかの強みと独自の戦略がある。1.品質への徹底したこだわり・生鮮食品やオーガニック商品において、厳しい品質管理基準を設定している。 ・地域で採れた新鮮な食材を積極的に取り入れることで、品質の高さを維持している。 ・プライベートブランド「Wegmans」商品も非常に高品質で、消費者から高い評価を得ている。2.顧客体験の重視 ・店内にはデリカテッセン、ベーカリー、サラダバー、ホットフードバーなど、多彩な飲食施設が併設されており、買い物と食事の両方を楽しむことができる。3.地域密着型の経営と社会貢献 ・ Wegmansは地元の農家や生産者と密接に連携し、地域社会への貢献、食品ロスの削減、環境保護活動、地域社会への寄付など、社会的責任ある活動を積極的に行っている。・持続可能な農業や製品の調達にも注力しており、環境負荷を軽減している。デリ系の中身の良さを伝えている事例の紹介 入り口からすぐ右手にテイクアウト用調理済み食品のコーナーがかなり広い面積で展開されている。日本で言う丼もの、米などの穀類と野菜やタンパク質食品が一つの入れ物に入ったフォーマットは“ボウル”としてアメリカ人の食生活に定着、特に一つのコンテナで完全な食事(Complete Meal)となり、携帯に便利ということで重宝されている。持ち運び可能なものは“Grab & Go”と呼ばれていて、食リテールにおいて最も人気のあるカテゴリーの一つ。 最近のタンパク質重視を反映した訴求「20〜40gのプロテイン含有」の表示が見える。このボウルを食べれべ1日分の野菜が摂取出来る...