フィンランドのフードテック企業Solar Foods (ソーラーフーズ )社は、自社開発のタンパク質「Solein(ソレイン )」の商業化に向け、大手栄養補助食品ブランドと新たな供給に関する基本合意書を締結した。2026年から2030年にかけ、年間最大1,650トンの供給を目指す。2030年までに本格稼働予定の新工場「Factory 02」の生産能力の大部分を確保し、特に米国市場での健康・パフォーマンス栄養分野への進出を加速させることが目的である。空気から作るプロテイン「ソレイン」の商業化と展望「ソレイン」は、二酸化炭素、水素、酸素を主原料とする微生物発酵によって生産される。従来の畜産に比べCO2排出量を99%削減できる持続可能性が最大の特徴だ。すでにシンガポールでは食品として製品化され、米国ではGRAS(Generally Recognized as Safe;FDAに通知された自主的な安全性評価制度 )認定を取得済み。日本においては2023年に味の素社と戦略的提携を結んでおり、ソレイン使用の月餅とアイスクリームをシンガポールで販売している。同社は2024年に最初の工場を稼働させたが、需要増に対応するため100倍の生産能力を持つ「Factory 02」の建設を計画。今回の合意と既存の覚書を合わせ、新工場の生産能力の50〜60%に相当する供給量を確保し、商業化への道を固めている。出典Green Queen記事https://www.greenqueen.com.hk/solar-foods-solein-protein-factory-02-supply-letter-of-intent/TOP image©Solar Foods