トランプ政権は、5年ごとに改定される米国の新たな食事ガイドラインを発表した。ロバート・F・ケネディJr.保健福祉長官が主導し、超加工食品や添加糖を厳しく制限する一方、タンパク質やこれまで敬遠されがちだった飽和脂肪酸の摂取を推奨する内容だ。この方針は「アメリカを再び健康に(MAHA)」のスローガンを反映したもの。多くの健康団体が加工食品を避ける点に賛同する一方で、米国心臓協会(American Heart Association)などは動物性脂肪の推奨について科学的根拠に懸念を示しており、専門家の間でも意見が分かれている。新指針の背景と専門家の反応この大幅な方針転換は、ケネディ長官が推進するMAHAアジェンダが色濃く反映されたものだ。彼は超加工食品や添加糖を「健康への脅威」と位置づける一方、これまで悪者扱いされてきた飽和脂肪酸との「戦争を終わらせる」と宣言した。象徴的なのは、1990年代のフードピラミッドを逆さまにし、タンパク質や乳製品を最上位に据えた新モデルである。しかし、この動物性食品を重視する姿勢に対し、公益科学センター(Center for Science in the Public Interest)は「有害で矛盾している」と強く批判。専門家がまとめた植物性食品中心の草案を無視したとの指摘もあり、今後の学校給食などへの影響と共に議論を呼びそうだ。出典Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/us-dietary-guidelines-tell-americans-to-avoid-highly-processed-foods/808998/Top Image©️USDA