米中間の貿易摩擦により、中国企業は米国産乳製品の代わりとなる供給の確保に力を入れている。この状況を絶好の機会とみているのがオーストラリアとニュージーランド(ANZ)の乳製品生産者だ。ANZの小売業者や食品メーカーからは、既に米国産からヨーロッパ産やANZ産への切り替えが進んでいるとの報告があり、具体的な調達依頼も増加しているという。ANZにとって中国は既に最大の乳製品輸出市場だが、巨大な中国市場でのシェアを拡大するべく、この追い風を活かせるかが注目される。迅速な市場変化への対応が鍵中国のバイヤーは関税リスクを回避するため、米国以外の供給国からの調達を急いでいる。課題となるのが、ANZ企業の“動きの遅さ”だ。中国市場は変化のスピードが非常に速いため、ANZ企業は従来のビジネス慣習にとらわれず、意思決定を迅速化する必要がある。品目別にはバター、チーズ、クリームなどの需要増が見込まれており、この好機を捉えるため市場のニーズに即応できる体制構築が不可欠である。出典dairyreporter記事https://www.dairyreporter.com/Article/2025/06/19/us-china-dairy-rift-anz-producers-poised-to-gain-market-shareTOP Image©︎iStock