消費者監視団体のFoodwatch International(フードウォッチ・インターナショナル)が、乳児用ミルクの汚染問題を巡り、食品大手のネスレ(Nestlé)および仏ラクタリス(Lactalis)に対する訴訟を準備している。嘔吐などを引き起こす毒素「セレウリド」が検出されたため、ネスレは世界約60カ国、ラクタリスは18カ国で大規模な製品リコールに踏み切った。しかし、消費者への情報提供が遅れたとして批判が集中、企業の安全管理体制が厳しく問われている。拡大する汚染と遅れる企業対応問題の発端は、ネスレの製品に使用された原料「ARA(アラキドン酸)オイル」から毒素が検出されたことだ。この原料は複数のメーカーで利用されており、汚染が広範囲に及んだ。フードウォッチは、リコールが遅れ、汚染製品がネスレの場合は数ヶ月、ラクタリスの場合は1年以上も市場で販売され続けた点を「欧州規制違反」と強く非難。同団体は、企業の対応の遅れと責任を追及するため、食品安全当局の役割も問う形で、近日中に訴訟を起こす方針を明らかにしている。出典Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2026/01/23/infant-formula-lawsuit-looms-as-foodwatch-targets-nestle-and-lactalis-over-delayed-recalls/Top Image©️Unsplash