IT大手のAmazon(アマゾン)は、実店舗の食料品店「Amazon Fresh(アマゾン・フレッシュ)」およびコンビニ「Amazon Go(アマゾン・ゴー)」の全店閉鎖という困難な決断を発表した。独自の顧客体験と経済モデルの確立に至らず、既存の食料品店との競争に苦戦したことが主な理由である。今後は傘下の高級スーパー「Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)」に実店舗戦略を集中させ、今後数年で100店舗以上の新規出店を計画する。試行錯誤の末の決断と今後の展望2020年の参入以来、Amazon Freshは店舗拡大を進めてきたが、集客に苦戦。2023年には拡大を一時停止し、品揃えの拡充やハイテク機能のアピールで巻き返しを図ったが、事業を軌道に乗せることはできなかった。今回の閉鎖は、こうした試行錯誤の末の決断である。ただし、オンラインでの食料品配達サービスは継続する。また、Whole Foodsが展開する小型店「Daily Shop」は好調で、2026年末までにさらに5店舗を追加予定だ。同社はオンラインでの強みを維持しつつ、実店舗は成功モデルのあるWhole Foodsで拡大を図る戦略に舵を切った形だ。出典Grocery Dive記事https://www.grocerydive.com/news/amazon-fresh-grocery-chain-amazon-go-physical-stores-closing/810597/Top Image©️Unsplash