Nestlé USAは、2026年半ばまでに米国内で販売する全ての食品・飲料から合成着色料を全廃すると発表した。この動きは、合成着色料の規制を強めるトランプ政権の圧力や消費者の健康志向の高まりに応えるもの。同社製品の90%以上は既に合成着色料不使用である。General MillsやKraft Heinzも同様の発表を行っているが、Nestlé USAは他社より前倒しで製品改良を完了させる目標を掲げた。政府主導の要請と企業の自主的な対応この決定には、2025年4月にFDAが食品業界に対し、6種類の合成着色料を2027年までに自主的に廃止するよう要請したことが影響している。食品各社は、政府による強制的かつ厳格な規制導入を前に、自ら達成可能な目標を設定することで主導権を確保したい考えと見られている。Nestlé USAも、あくまで消費者の嗜好や栄養ニーズの進化に合わせた対応であると強調。同社は過去10年にわたり、代替原料の特定など合成着色料の削減に積極的に取り組んできた。ただし、一部の企業や業界関係者は、人工着色料の廃止に向けたFDAの動きは速すぎるのではないかと警告。業界幹部は、企業が天然成分の代替品の十分な供給を確保し、新たな着色料が製品の賞味期限、価格、パッケージなどにどのような影響を与えるかを評価するには時間が必要だと述べている。出典FoodDive 記事https://www.fooddive.com/news/nestle-usa-vows-to-eliminate-use-of-syntheic-colors-by-mid-2026/751590/TOPimage©FoodDive