米国初の100%キヌア原料ビールとして昨年発売開始された「Meli」の事業拡大が注目を集めている。Meliは水、オーガニックキヌア、ホップ、酵母から作られており、グルテン・シュガーフリー。1缶あたりタンパク質や1日に必要なカリウムの7%を摂取できるなど、機能性にも優れている。従来のビールとは異なるすっきりとした明るい味わいが特徴で、健康志向の高い人だけでなくビールが苦手な人にも訴求する。現在Meliはトレーダー・ジョーズやホールフーズ・マーケットとの新たな提携により事業を拡大しており、ECサイトを通じて全国展開も進めている。キヌアビールが拓く新たな市場創業者のサマラ・オスター氏はマサチューセッツ工科大学の食品科学者と3年以上かけて約100回の試作を行い、キヌアの特性に合わせた独自の醸造プロセスを確立した。Meliは醸造工程の複雑さやキヌアの調達基準の厳しさから現在は高価格帯だが、将来的には生産規模の拡大による価格の引き下げも視野に入れている。健康によい機能性飲料の需要は高まっているが、ビール業界においてはまだ発展途上であるためMeliの動向が注目される。出典BeverageDaily記事https://www.beveragedaily.com/Article/2025/06/03/from-superfood-to-superbrew-quinoa-beer-sets-out-to-shake-up-the-beer-market/Top Image©BeverageDaily