世界の人工甘味料市場は現在85億ドル(約1兆2495億円)規模であり、今後10年間は年率平均5.8%で成長を続けると予想されている。ただ、サッカリンやアセスルファムカリウム(Ace-K)、スクラロース、アスパルテームなどは人工甘味料であるにもかかわらず苦い味がする事が多い。そうした中、日本の研究者らはそうした苦味を感じる受容体の働きを阻害する天然化合物を発見したという。苦味受容体の働きを阻害科学誌FEBS openbioに掲載された論文によると、東京大学の研究者らは(R)-(-)-カルボンなどのメントール様冷却化合物がサッカリンやAce-Kの苦味後味を司る味覚受容体であるTAS2R31及びTAS2R43の阻害剤として作用する事を発見。同研究の責任者である三坂巧博士は「本研究で特定された苦味抑制剤は食品への応用が可能で、人工甘味料を含む食品の嗜好性を高める上での有用性を示しています」とコメントしている。出典Foodnavigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2025/08/26/artificial-sweeteners-still-bitter-natural-fix-shows-promise/Top Image©︎Unsplash