米国のファストカジュアルチェーンSalad and Go(サラダ・アンド・ゴー)は8月4日、連邦破産法11条の適用を申請し、残る70店舗すべてを閉鎖した。ドライブスルー専業でサラダを提供してきた同社は、コーヒーチェーンのDutch Bros(ダッチ・ブロス)にアリゾナ州やネバダ州など4州の65店舗の不動産や関連資産を売却し、同店舗はドライブスルー型コーヒーショップへ転換される見通しだ。2022年時点で評価額10億ドル(約1500億円)超を誇った急成長チェーンの終焉は、業界に衝撃を与えている。急拡大の裏で膨らんだコスト同社は2021年にテキサス州とオクラホマ州へ急拡大し、新設のセントラルキッチンに7200万ドル(約108億円)超を投じた。だが新市場の店舗は車での来店がしにくい立地が多く、認知度が定着する前に出店数を増やしたことが裏目に出た。テキサス施設の年間諸経費は1500万〜2000万ドル(約22億〜30億円)に上り、同地域はキャッシュフローが大幅な赤字となった。2025年には元Krispy Kreme(クリスピー・クリーム)CEOのマイケル・タタースフィールド氏を招いて再建を図ったが、ガソリン価格の上昇や消費支出の減少、サイクロスポーラによる食中毒流行が直近90日間の資金流出を加速させた。買収交渉も不成立に終わり、同社は法的整理に至った。出展Restaurant Dive記事https://www.restaurantdive.com/news/why-salad-and-go-filed-chapter-11bankruptcy-protections/827096/TOP Image©︎Unsplash