概要タフツ大とハーバード大は看護師健康調査に参加したアメリカ人女性7万人超を1984〜2016年の30年間追跡し、中年期の炭水化物の質と食物繊維摂取が老後の健康に与える影響を解析した。目的は長寿とQOL向上に寄与する食事因子の特定。4年ごとに食事を記録し、11疾患と身体・認知機能を評価した結果、全粒穀物や豆類など未精製炭水化物と野菜繊維を多く取った群は70歳以降に慢性疾患がなく心身が良好な確率が最大37%高く、精製炭水化物中心の群は13%低かった。2025年5月16日にJAMA(Journal of the American Medical Association)Network掲載の報告では、繊維が満腹感や腸内環境を整えて体重管理や代謝改善に寄与する“ファイバーマキシング”トレンドを裏付け、ここでも良質な炭水化物選択の重要性が示された。研究者は「炭水化物は量より質」と強調する。©unsplash 中年期の"良質な炭水化物"摂取が老後の健康を守るタフツ大とハーバード大の30年追跡解析で…