米国の大手菓子メーカーThe Hershey Company(ハーシー)社は2027年より、人気商品「Reese's(リーセス)」の一部で変更していたレシピを、伝統的な「クラシックレシピ」に戻すと発表した。この背景には、創業者の孫であるブラッド・リーセス氏による、品質低下を訴えるキャンペーンがある。同氏は一部製品で植物油などが使われていることをコスト削減策だと批判しており、今回の決定後も「信頼回復はこれからだ」と厳しい姿勢を示している。背景にある原料高騰と今後の品質戦略今回レシピが戻されるのは、リーセス製品全体の3%。これらの製品では、ミルクチョコレートの代わりに植物油化合物を、ピーナッツバターの代わりにピーナッツ風クリームが使われていた。背景には世界的なカカオ価格の高騰がある。ハーシー社は今回の決定に加え、研究開発費を25%増額し、「Kit Kat(キットカット)」の食感改良や天然由来着色料への移行も進める方針。原料価格と消費者ニーズのバランス取りは業界全体の課題であり、同社は品質への回帰でブランドの信頼回復を目指す。出典Food Dive記事https://www.fooddive.com/news/ccc/816369/TOP Image©Food Dive