仏食品大手ダノン傘下のケイト・ファームズ(Kate Farms)は、GLP-1作動薬(肥満症治療薬)使用者向けに特化した、植物性の高プロテイン栄養シェイクを米国で発売した。本製品は、体重管理中の消費者が不足しがちな栄養素を補うため、実際の使用者の意見を基に18ヶ月かけて臨床開発されたものである。1本で25gのプロテインや27種類の必須ビタミン・ミネラルを摂取でき、機能性飲料とパーソナライズ栄養という成長市場への参入となる。味にもこだわり、美味しく飲める製品を目指して開発された。フレーバーはストロベリーとチョコレートの2種類。価格は12本入りで55ドル(約8080円)。同社ウエブサイトとアマゾンを通じてD2Cで販売される。ダノンの戦略と高プロテイン市場の未来ケイト・ファームズは医療栄養分野に強みを持ち、今回が初の高プロテイン市場への戦略的進出となる。親会社のダノンは今年5月、乳製品ベース「オイコス(Oikos)」で高プロテインシェイクを発売したばかり。多様なニーズに対応できる体制を構築し、急成長する高プロテインシェイク市場での大きなシェア獲得を狙う。ダノンはGLP-1使用者向けの情報発信も強化しており、今後、その強力な販売網を活かして同製品を一般消費者にも広く展開する可能性がある。一方で、「GLP-1フレンドリー」という表示の定義がまだ確立されておらず、今後のマーケティングには課題も残る。出典BeverageDaily記事https://www.beveragedaily.com/Article/2025/07/09/kate-farms-launches-high-protein-shake-for-glp-1-users/TOP image©BeverageDaily