食品大手のネスレ(Nestlé)は、嘔吐などを引き起こす毒素「セレウリド(cereulide)」による汚染の可能性があるとして、ヨーロッパやその他市場で販売された幼児用粉ミルクの一部を自主回収している。対象製品は「SMA」「BEBA」「NAN」など。2025年12月に始まった回収はその後、対象範囲が拡大した。尚、今のところこれら対象製品に関連する健康被害は確認されていないとの事。汚染原因とリコール拡大の経緯今回の問題は、大手サプライヤーが供給した原料に品質上の欠陥があったことに起因する。ネスレがオランダの工場で最初にリスクを特定したが、調査で汚染原料が国外を含む複数の生産拠点で使われていたことが発覚し、回収規模が拡大した。問題の毒素は加熱に強い性質を持つ。同社は現在、対象バッチを国ごとに公表し、当局と連携しながら供給への影響を最小限に抑え、安全確保を急いでいるとの事。出典Food Navigator記事https://www.foodnavigator.com/Article/2026/01/08/nestle-infant-formula-scandal-escalates/FoodBev Media記事https://www.foodbev.com/news/nestl%C3%A9-recalls-infant-formula-batches-across-europe-over-potential-toxin-contaminationTop Image:©Adobe Stock