韓国食品大手CJ Foods(CJフーズ)のグローバルブランドbibigo(ビビゴ)が、タイ市場で本格的なK-FOODの展開を始めたという。2026年6月、コンビニ・スーパー・量販店・会員制店舗・ECなど主要販路に「bibigo Crazy Hot Kimchi(クレイジーホットキムチ)」を投入。タイ初となる激辛タイプの韓国式キムチとされる。あわせて看板商品の冷凍餃子Mandu(マンドゥ)やコーンドッグなどの韓国式ストリートフードも一斉発売した。狙いは、Kカルチャー人気を背景にトレンド感度の高いタイの若年層の取り込みにあるとみられる。市場初の激辛キムチで若年層を狙う©︎Unsplashタイの消費者がなじんできたキムチは酸味が前面に出た味わいだった。同社はそこをあえて崩し、韓国式のうま味と激しい辛さ、後を引く爽やかさを併せ持つ製品を現地の嗜好に合わせて設計したという。食べるほどにやみつきになる味で、トレンドに敏感なタイの若年層の関心をすでに集めている。同社はキムチに加え、冷凍スナックの主力も投入する。中心となるのは米国・韓国の両市場でシェア1位を誇るMandu(マンドゥ)だ。今回のタイ展開では人気3種に加え、現地向けのチーズ入りも用意。薄い皮とジューシーな餡を強みに、グローバルで支持を広げてきた看板商品で市場開拓を進める構えだ。映画・ドラマで人気の韓国ストリートフードも©︎Unsplash世界の市場をにぎわせる韓国式ストリートフードも冷凍で展開する。韓国映画やドラマでおなじみのコーンドッグ、bung-o-pang(プンオパン/たい焼き風)など、現地の屋台文化を手軽に味わえる品ぞろえだという。キムチ&チーズ味のライスボールやプルコギ味のライスボールも含み、本場の味と利便性を両立させる。CJフーズのタイ法人CEOビクター・ソン氏は、タイの消費者に韓国の本格的な味と利便性を届けたいと語った。ローカルメモタイは唐辛子をふんだんに使う食文化で、辛さへの耐性は世界でも屈指だ。その市場に「激辛」を看板に掲げて切り込むのは理にかなっている。屋台文化が根強い国でもあり、コンビニで買える冷凍の韓国屋台メシは、夜遊び帰りや小腹満たしの需要と相性がよい。K-POPやドラマ経由で韓国カルチャーへの憧れが強い若年層にとって、bibigoは「映える」選択肢になりうるだろう。参考URLAsia Food Journal記事https://asiafoodjournal.com/bibigo-brings-the-bold-taste-of-korea-to-thailand-with-exciting-new-product-lineup/TOP Image©Unsplash